この記事の流れ。
どうしても手書きで帳簿をつけたい人のために、手書き帳簿のことを書いてみました。
そう言っといて、次の段落では手書きはやめた方が良い!っていう流れになってます(笑)
ウーバーイーツ帳簿を手書きでしたい方へ
白色帳簿
【1年間の流れ】
- 帳簿付け
- 合計額を収支内訳書に記入
- 確定申告書Bに記入
(2〜3は確定申告時期にします)
ウーバーイーツ配達員が白色申告するための帳簿は主に2種類です。
- 売り上げ
- 経費
ただこれは1枚の用紙におさまります。
帳簿の様式は自由ですが、国税庁が載せている様式例があるので利用していきましょう。
ちなみに白色帳簿の作成法は別記事で詳しくやってます(^ ^)
青色帳簿(10万控除)
【1年間の流れ】
- 帳簿付け
- 合計額を試算表に記入
- 合計額を決算書に記入
- 確定申告書Bに記入
(2〜4は確定申告時期にします)
ウーバーイーツ配達員が青色申告(10万控除)するための帳簿は次のとおりです。
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 売掛帳
- 経費帳
- 固定資産台帳(あれば)
(30万円以上の事業で使う資産があれば、固定資産台帳が必要です)
これらを簡易帳簿で記帳します。
簡易帳簿はどんなものかは国税庁のHPに様式令があります。
青色帳簿(55万控除)
【1年間の流れ】
- 帳簿付け
- 合計額を試算表に記入
- 合計額を決算書に記入
- 確定申告書Bに記入
(2〜4は確定申告時期にします)
ウーバーイーツ配達員が青色申告(55万控除)するための帳簿は次のとおりです。
(主要簿)
- 仕訳帳
- 総勘定元帳
(補助簿)
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 売掛帳
- 経費帳
- 固定資産台帳(あれば)
補助簿は青色10万控除の簡易帳簿と同じです。
これらを複式簿記で記帳します。
日々の記帳が、全体の流れでの中でどこに位置するのかはこちら↓
帳簿の手書きがダメよな理由
本題はここからです笑
手書きがダメよな理由は非効率で時間がかるからなんですよね。なので、手書きは白色帳簿ぐらいにしておきましょう。
転記がめんどい
個人的に非効率な部分でNo1と思うのが、転記です。
決算書に到着するまでに、同じ取引のものを種類の違う帳簿にどんどん書き換えていく作業がありますね。
例えば、複式簿記の流れがこうなんですが、
Aの取引の仕訳をしました→Aの取引の仕訳を総勘定元帳に転記します。補助簿にも記帳します→試算表に勘定別の集計をとり、金額のズレがないかチェックします→貸借対照表と損益計算書に転記します。
というように転記の繰り返しなんですよね笑
確かに、確定申告書類を作成していく上で必要なことなんですが、、
同じことを何回もやる感じを、しかも手書きですることがとんでもなく非効率です。
集計がめんどい
帳簿が何種類もあるということは集計の回数も多いですよね。人間なので必ずと言っていいほど金額のズレが発生します。
そのズレを発見できるのが試算表だったりするのですが、そこからさかのぼって修正箇所を探すのが大変ですね。
書式がめんどい
例え、青色の簡易帳簿であっても、最低4種類は帳簿が入ります。いちいち書式を作るのは大変ですね。
エクセルで作るのなら、そのままエクセルで帳簿作った方がいいのです。
ただ、アピカというメーカーに簡易帳簿ブックが売ってるので、興味がある方はこれを用いて歴史を刻んでいくのもいいかもしれません。
現金出納帳のみで990円のようです。書式作成の時間を買うと考えればそこまで高くはないかもですね。
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